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シューズの選び方

スタジオによって異なると思いますので、レゼルでは、ということをお伝えします。

できればお店に行って、フィッティングしてください。

その際、シューズを履く時の条件(素足なのか、タイツなのか、靴下なのか)で選びましょう。

足の指が伸ばして履けることが大切です。

もし、お下がりなどの場合にチェックしていただきたいのは、足の裏です。黒いものは松やにがついていますのでご使用いただけません。

 

まったく初めてのお子さんの場合、写真で分かりにくいのですが、一番左の黒いシューズのように足裏の革の部分がつながっているものをお勧めします。このタイプが、足が未発達のお子さんが足裏を鍛えるのに適しているといわれています。

隣のシューズのようにスプリットソールではない方が好ましいです。

つま先が革である必要はありません。

サテンでできたものは舞台用で、練習で履くには耐久性も期待できませんので、綿のシューズを選ばれた方が良いでしょう。

色は自由です。

 

足の成長が止まっていれば、スプリットソールでもフルソールでもお好みで大丈夫です。

 

シューズの周囲に引きゴムがついている場合、丁度よく結んで、レッスンの時には外に出てこないように中にしまってください。

 

写真右ですが、つま先立ちをするトゥシューズです。

トウシューズを履くためには条件がありまして、簡単に言うと

1)足の骨の成長がある程度落ち着いた年齢に達している

2)週2回以上4年間以上レッスンを続けて入る

3)体の正しい使い方ができていて、なおかつ適正な体重、骨格的に問題がない

となり、かつ指導者が安全であると判断する必要があると思います。

国際ダンス医科学学会から2009年に出されたガイドラインでは、12歳以下には推奨できないと書かれています。

というわけで、バレエ初心者はトウシューズを履きません。

レゼルでは、アカデミッククラスでトウシューズを履くレベルに達した場合でも、本人と家族と相談して納得できる年齢まで履かないという選択肢を設けています。もちろん、ずっと履かなくても問題はありません。