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上野の森バレエホリデイ2022

東京バレエ団ジョン・クランコ振付「ロミオとジュリエット」を観てきました。本番が始まる前に、

厚地康雄さん(元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)

佐久間奈緒さん(元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)
柄本弾さん(東京バレエ団 プリンシパル)

によるクロストークイベントにも申し込んだので、より一層深く鑑賞できました。マクミラン版との違いを、ダンサーの立場でお話しされていて、同じ作品であっても大きな違いがあることに驚かされました。毎回、舞台で涙が出てしまうそうで、演劇的な要素が濃いこともありますが、踊りこんでテクニックに囚われずに感情を表すことのできるプロのダンサーは本当に凄いな、と思います。キーワードは「繰り返し」「沈黙」「筋トレ(笑)」かな。ロミオがバルコニーからどうやって下に降りるのか、やたら注目してしまうようになってしまいました(笑)

大入り満員&スタンディングオベーションで、心が動かされる作品でした。